洗面所の床張替え費用と注意点：リフォーム成功のための完全ガイド - 安いリフォーム（大阪・神戸・京都・奈良）

水回りの一部である洗面所は、日常的に頻繁に使用されるため、床の劣化が他の部位よりも早く進行します。床材の黒ずみや剥がれ、きしみなどの症状が現れることがあります。そんな洗面所の床を新しく張り替えることで、朝の身支度や脱衣所としての使用がより快適になるでしょう。

洗面所の床張替えにかかる費用

洗面所の床張替えにかかる費用は、「新規張りか、重ね張りか」と「下地工事の有無」によって異なります。以下に床張替えにかかるおおよその費用と詳細を説明します。

施工方法	下地工事の有無	工事の工程	費用の範囲（円）
新規張り	あり	床材剥がし、下地工事、新しい床材貼り	50,000～120,000
新規張り	なし	床材剥がし、新しい床材貼り	40,000～60,000
重ね張り	–	既存の床材の上に新しい床材を貼る	30,000～40,000

項目・仕様	数量（3帖）	単価 (円)	備考
養生費	5㎡	400	床を保護するための費用
クッションフロア剥がし処分費	5㎡	1,000	既存の床材を剥がし、処分する費用
床下地板撤去・処分費	5㎡	1,200	床下地板の撤去と処分費用
床下地板張り	5㎡	1,500	新しい床下地板を張る費用
ソフト巾木交換（材工費）	一式	6,000	ソフト巾木の交換費用
クッションフロア（材工費）	5㎡	3,000	新しいクッションフロアの材料と工事費
引渡し清掃費	5㎡	680	工事後の清掃費用
資材運搬費及び諸経費	一式	4,600	資材の運搬費とその他の経費

施工方法によって費用が変わることをご理解いただけたと思います。では、ご自身の家の場合、どのような施工方法で床を張替えることになるのでしょうか。床の状態によって施工方法が異なります。

施工方法	メリット	デメリット	推奨される状況
新規張り	– 腐食など下地の状態を確認できる – リフォーム前後で床の高さが変わらない	– 工事が大がかり – 費用が高い	– 床がカビている場合 – 床がきしむ場合 – 床がぶかぶかする場合 – 傷や凸凹が激しい場合
重ね張り	– 工事が簡単 – 費用が安い – 二重になるため床の強度が増す	– 腐食など下地の状態が確認できない – リフォーム前より床の高さが上がる	– 床の色が褪せてきた場合 – 床が薄汚れてきた場合

項目	新規張り	重ね張り
メリット	– 腐食など下地の状態を確認できる – リフォーム前後で床の高さが変わらない	– 工事が簡単 – 費用が安い – 二重になるため床の強度が増す
デメリット	– 工事が大がかり – 費用が高い	– 腐食など下地の状態が確認できない – リフォーム前より床の高さが上がる
推奨される状況	– 床がカビている場合 – 床がきしむ場合 – 床がぶかぶかする場合 – 傷や凸凹が激しい場合	– 床の色が褪せてきた場合 – 床が薄汚れてきた場合

施工方法	詳細
新規張り	床材を剥がし、下地の上から新しい床材を貼る方法。下地工事が必要な場合もある。推奨される場合：床がカビている、きしむ、ぶかぶかする、傷や凸凹が激しい場合。
重ね張り	既存の床材の上から新しい床材を貼る方法。下地工事は不要。< 推奨される場合：床の色が褪せてきた、薄汚れてきた場合。

実際に洗面所の床を張替える際、どのようなことに注意して進めていけば良いのでしょうか。ここでは、洗面所の床張替えで注意する点を紹介します。

注意点	詳細
床の劣化原因を確認	単なる経年劣化であれば床の張替えだけで良いが、配管や浴室からの水漏れなど他に原因がある場合は、原因箇所も修理する必要がある。
部分的な張替えの継ぎ目	一部のみを張替えると継ぎ目が残る可能性があるため、見た目が気になる場合は全面的な張替えを検討する。
水に強い床材を選ぶ	洗面所の床材は水に強いものが必要。クッションフロアやフロアタイルが推奨される。クッションフロアは安価で施工が簡単、フロアタイルは耐久性が高く質感が良いが高価。
見積もりに含まれる費用を確認	見積もりを依頼した際、どこまでの費用が含まれているか必ず確認する。床材の処分費や家具移動費など、細かい項目をチェックすることが重要。