飲食店の内装工事や店舗のリフォームを成功させるためには、厨房機器の選定が重要なカギとなります。大阪でリフォームを検討している皆様に向けて、本記事では厨房機器の種類別に特徴と選び方のポイントを詳しくご紹介します。効率的で使いやすく、衛生的な厨房を実現するための参考にしてください。

1. シンクの選び方と設置基準
シンクは、厨房の中でも使用頻度が高く、衛生管理にも大きく関わる重要な設備です。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
1槽シンク | 一つの水槽 | 小規模キッチン向け。スペース節約に有効。 |
2槽シンク | 洗い物とすすぎが同時に可能 | 飲食店におすすめ。効率的な作業動線に◎。 |
3槽シンク | 洗浄・すすぎ・消毒が可能 | 衛生基準が厳しい施設に最適。 |
舟形シンク | 浅く横長。魚の下処理に適している | 魚介類の扱いが多い店舗にぴったり。 |
設置基準ポイント:
- 奥行き36cm以上、幅45cm以上、深さ18cm以上が必要
- 食品営業許可の基準に注意
- 食洗機との併用で1槽でもOKな場合もあり

2. 調理台・作業台の選び方
調理台は、料理の準備や盛り付けを効率的に行うための必須アイテムです。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
ステンレス製 | 錆びにくく清掃が簡単 | 衛生管理がしやすい |
収納付き | 物の整理に便利 | 使用頻度の高い器具を収納可能に |
厨房の広さや作業動線に合ったサイズ選びが重要です。

3. コールドテーブルの特徴と選び方
作業台と冷蔵庫が一体となった「コールドテーブル」は、省スペースかつ効率的な厨房設計に欠かせません。
サイズ | 横幅 | 奥行き | 特徴 |
---|---|---|---|
小型 | 約600mm | 450〜600mm | 小規模店舗向け |
中型 | 約1200mm | 450〜600mm | 標準サイズ、汎用性高い |
大型 | 約1500mm | 450〜600mm | 大量食材を扱う厨房向け |
選び方のコツ:
食材の量、スタッフの動線、設置スペースに合わせて選びましょう。
4. 食器棚の衛生的な設置方法
食器を清潔に保管するために欠かせないのが食器棚。食品営業許可には「扉付き」であることが条件です。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
吊戸棚 | スペース効率が良い | 棚と天井の隙間がないよう設置 |
ステンレス製 | 掃除がしやすい | 水や油汚れにも強い |
樹脂製 | 軽量で取り扱いやすい | 簡単に清掃できる設計が望ましい |
5. 冷凍・冷蔵庫の選定ポイント
食材の新鮮さを保つためには、用途に合った冷蔵・冷凍庫の導入が不可欠です。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
一体型 | 冷蔵と冷凍がひとつに | スペース節約重視の場合に最適 |
分離型 | それぞれ独立して管理可能 | 用途に応じて温度管理を細かく可能 |
動線・レイアウト・扉の開閉方向も考慮しましょう。
6. 製氷機の容量と導入基準
ドリンク提供の多い飲食店では製氷機の導入が必須です。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
小型 | 少量の氷を製造 | カフェ・バーなど小規模店舗におすすめ |
中型 | 標準的な製氷量 | 席数に応じた氷の確保が可能 |
大型 | 大量の氷を連続製造可能 | 席数×約1.9kgを目安に選定 |
7. ガステーブル・ガスレンジのポイント
厨房の“心臓”とも言えるガステーブル。火力と安全性を重視して選ぶことが大切です。
種類 | 特徴 | 選び方のポイント |
---|---|---|
外管式 | 火力調整がしやすい | 専門店での設置が安心 |
内管式 | 自動点火が便利 | 誤作動防止装置の有無を確認すること |
まとめ:理想の厨房機器で快適なキッチンを実現!
大阪での飲食店リフォームをお考えの方は、厨房機器の選び方が店舗全体の運営効率や衛生管理に直結することをぜひ意識してください。GoReformでは、店舗内装工事・飲食店内装工事の経験を活かし、お客様の理想に合った厨房設計をサポートいたします。
ご相談・お見積もりは無料です。大阪でのリフォームならGoReform リフォームにお任せください!